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まるや八丁味噌工場見学

  • 執筆者の写真: engineerworks1227
    engineerworks1227
  • 2023年8月8日
  • 読了時間: 3分

8月7日


今日は、一人旅で”まるや八丁味噌”さんの工場見学に行ってきました。


13時から見学スタートのため少し10分前に駐車場in!広くて入りやすい!






夏休み期間のため、お子様も来ていました。


既に、香ばしい味噌の香りが(^^)/









まずは味噌作りの工程表を見ながら説明を聞きます。


原料は大豆、こうじ、塩のみ。。

大豆は傷のないものを選別しなくてはいけないとのこと。原料がシンプルな分、結構手間がかかるんだな~。

蒸気で蒸す前に、洗った大豆の水を切るとの工程はなぜなんだろう?ま、とりあえずいっか(*_*;



味噌蔵へ行きます。

石積職人が積み上げるおもりの石。

お城の石垣にも使われている石積の技術で一人前の職人になるには10年ほどかかるとのことです。

味噌6トンに石3トン郡の景色。

4人家族が6トンの味噌を消費するのに200年以上かかると説明がありました。

発酵期間は2夏、2冬必要なようです。




後ろを振りかえると金属製の巨大な容器を発見!これも味噌が入っているのか?


木の樽と金属製の容器はどのように使い分けているのか?加工用とかの用途別?金属製容器の方のおもりは不要なのか?

木の樽は床に直置きだけど、金属製容器の方は木製パレットに乗っているのはなぜだろう?湿度は関係ないから運搬に便利だから?



まるや八丁味噌さん創業延元2年、あまり実感がわきませんでした。しかし↓

日吉丸=豊臣秀吉の幼少期名

その時代の逸話があるっていうのが一番時代感のインパクトがありました。






井戸の深さ約7メートルとのことです。

下を覗くとまだ水があります。










石には顔があるらしい。。












礼儀正しいフォークリフトのオペレーターさん。


やはり疑問に思う、金属製容器に入っているのは味噌なのか?

そして、この容器の蓋には万力がかけられていない。これからするのか?まだ製造工程があるのか?仮にまだ工程があるにしても一度、非衛生区域に出る意味はあるのか?



まるや八丁味噌さんで一番古い味噌蔵です。

柱、梁などはまだカンナがない時代のものらしく木が成形されていないのです。

屋根がトラス構造などでないので真ん中に太い柱が必要だったんですね。





一番古い樽が左端で160年ほど経っているようです。

この巨大な木の樽は現在、大阪にある1社のみでしか製造が出来ないらしく技術継承に苦労されているみたいです。





壁は土と藁を混ぜた土壁です。経年劣化するものでしょうけど、風合いを残しながら上手にメンテナンスされているので

しょう。








写真はありませんが、ここで味噌田楽の試食タイムがありました。



まるや八丁味噌さんの正門は、売店の裏側にあり旧東海道沿いになります。

当時の旅人も、岡崎で八丁味噌を手土産で買っていったそうです。







”昔の東海道の通行は馬、牛、人、犬、猫ぐらいしかありませんでしたが、今は自動車が通りますので気を付けてください!”と案内係の方から注意がありました。







新調された木の樽。

樽の裏に製造年を記載するもののようです。










使い終わった樽と石を干しています。










金属製の樽。


これは、技術継承がうまいこと出来なかった事も想定しての代替品なのか?

金属製の樽であえてで作る製品があるのか?






世界20か国にまるや八丁味噌を送られているそうです。



















非常に歴史と伝統のある会社であることが分かりました。数代に及び経営者が変わっていきながらも衰退せず、現在では日本の文化を世界に伝えていることも分かりました。老害や後継者不足という課題の多い日本社会において、まるや八丁味噌さんから何を見習うべきなのか?もっと知りたいと思いました。

1件のコメント

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ゲスト
2023年8月08日
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私も以前、伺ったことがあるのですが、大変、歴史の有る味噌蔵でした。 こういう形で継承できることは、すごいですよね。😊

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